腰痛・ぎっくり腰

こんなお悩みありませんか

1. 長時間座っていると腰が痛くなる
2. 靴下を履こうとして前にかがむと腰が痛い
3. 立ち上がり動作で腰が痛い
4. 腰を反らすと痛い。足の方までしびれや痛みが出る
5. 朝一の動き始めの腰痛
6. 常に腰が張っている感じがする
7. ゴルフなどスポーツ後の腰痛

腰痛・ぎっくり腰の原因

大きく分けて３つ

①筋・骨格の原因
②内臓的原因
③心的要因

基本的には①が一番多く、②と③が絡み合っていることもあります。

①筋・骨格の原因

病院でレントゲンを撮ったけど「骨には異常なし」「軟骨が潰れてますがまだ問題ないですね」「加齢だから仕方ないです」と言われ、結果的に原因はよく分からず、「シップと痛み止め出しときますね。」で…。で終わってしまう。

このあたりは徒手検査といって、触ったり動いてもらうことで原因は特定できます。

様々な考え方がありますが、当院ではまず最初に骨盤（股関節）と背骨の柔軟性低下を検査します。

家で例えると、

土台・基礎に当たる部分が「骨盤」
大黒柱に当たる部分が「背骨」

骨盤にはお尻や太ももなど股関節を動かす大きな筋肉がついています。
この筋肉が固まってしまうと本来たくさん動くように作られている股関節の動きが悪くなります。

背骨は胸部に「胸椎」と言われる12個の背骨があり、ここも本来よく動くべき関節です。
丸まってしまう「猫背」や、伸び切って固まってしまっている「平背」という状態になると柔軟な動きができなくなってしまいます。

腰は上下によく動く股関節と胸椎に挟まれていて、本来動きすぎないように出来ています。

更に現代では座り時間が長く、姿勢も悪くなると腹筋が使えなくなる影響で、腰椎を支える筋肉が背筋のみになっていしまい頑張りすぎた結果、慢性的な筋肉の硬さやコリに繋がります。

そんな状態で、

・重いものを持ち上げる。
・くしゃみで筋肉が過剰に収縮する。
・前にかがむ。

これで、ぎっくり腰を起こすわけです。

ぎっくり腰の患者さんの半分は、「腰が重いなあ」「朝起き上がる時に痛いなあ」など予兆があったのに放っておいた方。これは勿体ないですね。予兆のある時点で来てくれていれば…。とよく思います。

もう半分は全く予兆のない方。こちらの方は動きを気をつけない分、一撃で酷い痛みになってしまう方が多いです。

いくら、症状が出ている腰に電気を掛けたりシップを貼ったり、マッサージをしてもそれは根本的なアプローチではなく、一時的な対処に過ぎません。また腰痛は必ず現れます。

家の窓が開きづらい。ドアが開かなくなってしまった。だからパーツを交換していても、土台と大黒柱が歪んでいたらまた窓は開かなくなります。

土台と大黒柱を崩す大元の原因

◎長い座り時間

人は動物なので長時間静止するように作られていません。同じ姿勢をしているときは、背骨は動かず、でも支えるために背筋や肩首の筋肉がずっと頑張り続けた結果、血行不良になります。

◎良かれと思ってやっているスポーツ

スポーツは心のリフレッシュにはなりますが、体には大きな負担を掛けています。　
テニスやゴルフは同じ方向のスイングが多く筋肉や関節に偏りをつけてしまい歪みの元になります。
マラソンやバレーボールなどは床からの衝撃が強く膝や腰に体重より何倍もの負荷を掛けます。
水泳は、全身運動で良いと思いきや、アスリートのように十分な柔軟性がなくやると反り腰からの腰痛に悩まされます。適切な関節の動かし方やメンテナンス、ストレッチ、筋トレは必要不可欠です。

②内蔵的原因

分かりやすく言うと
過食、脂っこい物、甘い物など臓器に負担を掛ける。
タバコ
飲酒
など、当たり前ではありますが臓器に負担を掛ければこれもよく働く臓器の近くの筋肉は固まりやすいです。

例えば、多いのはお酒が好きな方は肝臓がたくさん働き、肝臓の真後ろにある右側の「大腰筋」という腰の筋肉が硬くなり腰痛の元になります。
他にも自律神経の影響で全身の体の筋肉は硬くなっていきます。

③心的要因

こちらは精神的ストレス・不安・不眠などにより、副交換神経（リラックス時に優位になる）が働きづらくなり、交感神経（活動時・興奮時に優位になる）のスイッチが入りっ放しになっていまうため、筋肉や関節も力が抜ける時間がなくなります。
とても簡潔に言っています…(^_^;)

他にも様々な要因が複雑にからみあって腰痛を出している人もいますが、大きくはこの三要素が原因になっています。

そのまま放置してしまうと・・・

最悪の場合、

・脊柱菅狭窄症
・腰椎すべり症
・腰部椎間板ヘルニア

という腰の３大疾病になりかねません。

どれも、酷くなれば手術の適応です。逆に言うと、手術になってしまうまで痛み止めやシップでごまかしたり、加齢と言われて諦めてしまうと治せたものも治せなくなってしまいます。

さいわい整骨院の腰痛・ぎっくり腰の施術方法

当院では、骨盤の歪み、股関節と背骨の動きを良くする手技療法を取り入れております。

まずは土台と大黒柱を正常に動くように変え、そこからその方々で必要な部位にアプローチ。


中には足が扁平足や外反母趾、過去の足首の捻挫が原因になっている方もいるのでそういった方は専用の測定器で測定し、足底板やインソール、足指体操などで整える場合もあります。


「痛みを取る」ことが私達のゴールではなく、「この先も再発しない体作り」「いつまでも自分の足で歩き続ける」が私達の治療のモットーなので、強い痛みが落ち着けば正しい腹筋、正しい股関節のストレッチ法などの運動療法も入れ、患者様の弱い筋肉を強化し、バランスを向上するようなことまでしていきます。

なぜ、この施術方法が効果的なのか？

原因は「加齢」ではなく「使い方」なんです。

８０歳の方でも、人生で一度も膝は痛くなったことがない。どこまででも歩ける。という方もいらっしゃいます。こういう方は加齢しているのになぜ痛くないのでしょうか。

それは、自然と「良い使い方、歩き方をしている」ということと、良い使い方をしているからこそ「偏りのない筋肉が備わっている」のです。

大事なのは「使い方」なんです。

当院では、悪い使い方を見抜き、分かりやすく患者様に伝えます。一度では理解できない方も何度も理解できるまでお話します。

なぜそこまでするのか？

本気で治し、今後も痛みの再発を防ぐためには患者様の「痛みのメカニズムへの理解」が必要不可欠で、患者様にも治療に協力していただきたいからです。


私達は魔法使いではありません。一回で良くしてあげたいけど、長年の蓄積で「悪い使い方」が染み付いている方には簡単には日常生活でベストな姿勢を維持することは出来ないのです。

そして、私達の施術は生活の中のたった一部、ほんの一瞬です。施術後は軽くなっても、日常の過ごし方によってはすぐに痛みは戻ってしまいます。

だからこそ、理解が必要なのです。

本気で治したいからこそ、私達は患者様と一つになって治療を進めていきたいと思います。

痛みを理解し、必要な通院頻度、宿題のストレッチや体操を頑張ってされた患者様は必ず早いペースで良くなります。
そして、治療終了後もそこで覚えたことを継続されている方は同じ痛みでの再度来院という方は少ないです。

実際の施術事例

ここからは、実際の施術事例をご紹介いたします。

腰からくる「坐骨神経痛」

１回目の施術後、軽くなる感じはあったが翌日以降痛み痺れは強く、歩行できない。
２回目は、年をまたぎ数日過ぎたあと。施術前の症状は変わらず。施術後は症状軽くなる。
３回目の来院時は「前回後数日間、歩行時の痛みはほぼなくなった」とのこと。

治療を受けられてどうでしたか？

坐骨神経痛がわが身に起こるとは思っていませんでした。まず１回の施術でかなり楽になり、その後週に２，３回つとめて通いおかげさまで今は（３月）痛みもなく安堵しています。的確な施術と、自宅でのストレッチのアドバイスに感謝しています。まだ根本から治ったわけではないので自助努力としばらくは週１の施術でやってゆきます。本当に近くにあって良かったです。

▼詳しくは以下の記事をご覧ください！