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長時間歩くと足が痛い!
『脊柱管狭窄症』についてですが、みなさん聞いたことがある人はいますか?
若い人には聞き馴染みのない病気ですが、実は椎間板ヘルニアと並ぶぐらい腰の病気で多いと言われています。
今回は特徴的な症状を紹介します。
診断されてない方で、もしかしたら自分がそうなのかもしれないと当てはまった方は、早めの医療機関への受診をしましょう。
以下省略して『狭窄症』で説明します。

その狭窄症の代表的な症状の一つとして【間欠性跛行】というものがあります。
この症状は30分以上、ひどい人では5分ぐらい歩くと足に痛みや痺れ、重だるさを感じ、歩き続ける事が困難になります。中には立っていることすら難しくなります。
そうなると今まで5分もかからず歩いて着いていた場所が、30分以上かけて歩かないとたどり着けなくなってしまった患者様が実際に当院におられました。
一時的な解決法となると座って腰を丸めて少し休めばまた歩けるようになります。
というのも腰を丸めると圧迫され狭まっていた場所が広がり、症状が回復します。逆に腰を反らすとより圧迫力を強め症状を悪化させる原因にもなります。

歩行に多大な影響を及ぼす狭窄症。
日常生活を快適に送るためには絶対に避けたい症状ですね。
若い方も油断しないよう腰のケアは常日頃から意識して行いましょう!